ドライノーズになると鼻が乾燥してムズムズして来るのですが、
状態が更に進行すると鼻血が出る事もあります。
ドライノーズは乾燥によって起こりますが、
そのドライノーズの状態を緩和するのに馬油で乾燥を防ぎ、
アロマで抗菌と、ドライノーズによる弊害を防ぐのにアロマや馬油が役立ちます。
ドライノーズとは?
ドライノーズとは端的言ってしまえば
鼻の粘膜が乾燥してしまう状態の事を言います。
鼻が妙にムズムズしたり、痒かったりするという症状が発生し、
酷くなると鼻汁がかさぶたのように固まり、
それが剥がれて鼻血が出る事もあるようです。
また、鼻の細菌やウイルスなどに対する
防衛機構である粘膜が乾いてしまうので、
ウイルスや細菌が喉に入り込みやすくなり、
風邪に罹りやすくなってしまうとされています。
このドライノーズになる原因としては一番は乾燥です。
冬場は空気が乾燥するのでドライノーズにもなりやすくなります。
また、暖房などの効いた屋内で長時間を過ごす事によって
更に乾燥状態になり、よりドライノーズの症状が進行するという事も言われています。
なによりも乾燥が一番の原因と言って良いでしょう。
ドライノーズによって発生する弊害とその対処法
ドライノーズに罹っている人は案外と多いとの事です。
ドライノーズスプレーという製品を販売している
日本臓器製薬という会社があるのですが
そこのデータによると10歳以上の31%がドライノーズという統計結果が示されています。
つまり10人の内の3人はドライノーズという事です。
かなりの確率ですよね。
実際にドライノーズに罹っている人をTwitter上でも多く見掛けます。
今日は雨が凄い…。雷も凄いし、雲が分厚くて真っ暗やし。この時期に、こんな土砂降りは珍しいんじゃないかな。先週も凄かったけどさ。
それより…ドライノーズ?が酷くてイヤだ…。ワセリンで凌いでるけど、病院行く時間がない…(~_~;)— SaKuRa (@holic__party) November 17, 2015
この鼻血は間違いなく
ドライノーズやで、、、。
空気乾燥しまくってるとこで
週に5日×9時間も居てたら
鼻の中も乾燥してかぴかぴや
そら鼻血も出てくるわ。(笑)— n Δ o. (@naotan_nyan) November 15, 2015
この方達以外にも確定はしていないけどドライノーズらしいという人が多くいました。
たかが鼻の乾燥と思うかもしれませんが、これらの個々人の嘆きを見ると、かなり辛い
症状である事が分かりますね。
乾燥を防ぐのが一番の対処法なので、
マスクをする、蒸気で加湿する、ドライノーズで鼻水が乾燥するのを防ぐ
などの方法で防ぐのが一番効果があるとされています。
ドライノーズにアロマと馬油はどう作用するのか?
ドライノーズに良いとされるアロマと馬油ですが、
それぞれにドライノーズに対する効果は違います。
馬油は人間の肌の皮脂と近い成分で、
塗るとすぐに皮膚の細胞に浸透する事で知られています。
その為、保湿作用が期待されて、
化粧品や育毛シャンプーなど様々な製品に利用されてます。
馬油を使う事で実際にドライノーズが改善したという方もいるようです。
鼻の奥が痛かったドライノーズですが、馬油を塗り塗りして気をつけたら劇的に回復しました。
鼻をかんだら塗り塗り。寝る前にも塗り塗り。— ぴよ助 (@Piyos_made) December 21, 2014
また、馬油製品の口コミにも鼻血が出る程の
酷いドライノーズが改善したとの物があり、
かなり効果が期待出来る感じですね。
一方でアロマですが、アロマは保湿効果よりも、
どちらかというと殺菌効果が期待出来ます。
つまりドライノーズの副作用で風邪などになるのを防ぐのに利用するのです。
ティーツリーなどを利用するのが良いようです。
ただしこれらのオイルは効果が高いので、ペットや赤ん坊がいる方は利用を控えた方が
良いと言われていますので、注意してください。
快適な生活の代償としてのドライノーズ
室内なら一年中春のような環境で生活出来る。
今の私達の住環境はそんな風に冷暖房や断熱材などの作用で快適な生活を送れるようになっています。
ですが、その快適な生活の代償として
私達の身体は室内外での調整が上手く出来ずに、
少なからず身体のどこかに異常をきたす事が多くなって来ているようです。
その1つとしてドライノーズの人が増えて来たという事があるのでしょう。
元々冬場は空気が乾燥するので乾燥肌などの弊害は起きやすかったのですが、
昔の暖房の場合、ストーブの上でやかんを沸かすなどの乾燥対策をしていたようです。
現代も自宅では加湿器などを利用する方も多いのですが、
仕事場となると暖房はあっても
加湿器は無いという事も多いのではないでしょうか。
濡らしたハンカチなどをデスクの近くに掛けておいて
それがすぐ乾くようなら要注意の環境と思って良いでしょう。
出来ればマスクをしたり、馬油を塗ったり、自己防衛を考えましょう。