サプリメントや健康飲料などでよく見かける、エンザイムという言葉。
特に、アトピー性の皮膚炎でお悩みの方の間で、効果があると話題になっているようです。

このエンザイムとは、一体どういったものなのでしょう。
今回は、エンザイムがどんなものか、その名前の意味や効果、
アトピー性皮膚炎への影響などを絡めてご説明します。

エンザイムって一体どういうもの?

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エンザイム、と聞くと、いかにも化学の授業などに出てきそうな、
小難しい印象はありますが、その名前には一体どんな意味があるのでしょうか。

エンザイム」は酵素のことで、食物を分解したり、身体の隅々に栄養を運んだり、
それを身体のために作用させたりなど、人体に無くてはならないもの。
その種類は何千種類もあると言われ、その一つ一つに別々の役割があります。

その酵素、エンザイムは、野菜や果物などの食品に含まれていますが、
現代の食生活だと、野菜不足が深刻化していて、結果、酵素も不足しやすいのです。

なので、サプリメントや健康飲料から摂取することが推奨されています。

今では、「酵素」や「エンザイム」と大きく表記され、
それらが摂取できる健康食品は数知れずあります。

それだけ、健康志向の人々に注目されているということですね。

アトピー性皮膚炎とアレルゲンが増えるしくみ

アトピー性皮膚炎は、元々の体質や育った環境など、様々な要因が複雑に絡み合って発生する疾患です。
大まかに言うと、アレルギーを起こす原因物質、アレルゲンが体内に入ると過剰な拒否反応が起こり、
皮膚に痒みや炎症を生じさせる、という仕組みです。

また、そのアレルゲンも人それぞれで、食物だったり、
化学物質だったり、犬、猫などの動物が原因の場合もあります。

特に、食物がアレルゲンとなる場合は、小腸からアレルゲンが吸収されて血中に乗り、
皮膚まで運ばれて炎症が起こります。
そのアレルゲンは、生まれつきのものもありますが、後天的に受け付けなくなる場合もあります。

アレルギー体質の人は、どんな食物もアレルゲンになり得ます。
そのアレルゲンをなるべく増やさないようにするためには、消化吸収の機能が重要となります。

消化機能が低下すると、消化が不十分の食物が小腸から血中に取り込まれ、
アレルギー体質の人の場合は、その分子の大きい食物を異物と見なし、
今後その食物が体内に入ると、拒絶反応を起こし、皮膚にアトピー症状が起こるようになるのです。

これが、アレルゲンが増え、アトピー性皮膚炎をより起こりやすくするメカニズムです。

消化機能を高めるために、エンザイムを摂取しよう

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消化機能を高めるためには、よく噛んで食べたり、暴飲暴食をして胃腸を疲れさせないなど、
色々な対策がありますが、単純に、消化酵素として働いてくれるエンザイムを摂取するという方法があります。

このエンザイムは、生の野菜、果物などに豊富に含まれていますが、
加熱調理によって壊れてしまうので、食品のみから摂るためにはかなり工夫が必要です。

そこで、現在ではサプリメントや酵素ドリンクなどの便利なものが
各メーカーから発売されているので、それらの中から特に
消化酵素が豊富に含まれているものを選ぶと良いでしょう。

このように、習慣的にエンザイムを摂取して消化機能が安定してくると、
アレルゲンとなりやすいものを血中に取り入れることを防げますし、
便秘などの解消にも繋がります。

便秘もアトピー性皮膚炎の大敵ですから、まさに一石二鳥ですね。

まとめ

元々の体質による要素が大きいとはいえ、不快な症状や苦労が大きいアトピー性皮膚炎ですから、
自分の生活習慣の改善や健康管理次第で悪化させずに済むなら、どんどんその方法を実施していきたいものです。

また、アトピー性皮膚炎以外にも、ダイエットや免疫の向上など、
健康効果が高いことで注目を集めているエンザイムですから、
それに特化した健康食品が手に入りやすいことも、より気軽に試せる要素となっています。

アトピー性皮膚炎は、食べ物を始めとする制限の厳しさや、
肌荒れによる見た目の影響が大きく、患者にとってはその症状よりも
ストレスによる苦しみの方が大きいと言われています。

ですから、そのストレスをできるだけ軽減させるためにも、
有効な方法はどんどん取り入れていくことをおすすめしたいですね。