女性を中心に高い人気を誇るヘアエクステンションの
正しい利用方法について詳しく紹介!
シャンプー後にヘアエクステンションが濡れたまま寝るのは危険って本当!?
ヘアエクステンションの正しい取り扱い方や定期的なケア方法について徹底解説!
エクステのケアや取り扱い方は素材によって異なります。
エクステの素材や使い方に関する知識を紹介します
女性に人気のヘアエクステンションとは
少し前から女性のオシャレの定番アイテムとして
「ヘアエクステンション」が話題になる機会が増えましたが
ヘアエクステンションとは簡単に言えばファイバーやアクリルのような化学繊維、
または人毛によって作られた毛束のことです。
この毛束を自身の髪の毛に編み込むことで装着し、
普段とは違うヘアスタイルを楽しむというのがヘアエクステンション本来の使用目的となっています。
編み込むという方法以外にも地毛に対して接着剤や特殊な熱収縮チューブ、
糸ゴムや金属チップなどを用いてヘアエクステンションを取り付ける方法がありますが、
これらの方法によってヘアエクステンションを装着すると
シャンプーやヘアメイクをしても落ちないといったメリットがあります。
また、通常は一度ヘアエクステンションを装着すると
約1ヶ月〜2ヶ月ほどは同じ状態のままヘアスタイルを維持することが出来ます。
ヘアエクステンションは「エクステ」という略称でも呼ばれており、
通常の髪の毛に合わせたタイプのほかにも「カラータイプのエクステ」や
「パーマタイプのエクステ」などさまざまな種類のエクステが存在しています。
ちなみにヘアエクステンションでもっとも高価なのは100%人毛で出来た
「ヒューマンヘアエクステンション」で
1本に付き400円〜500円ほどの価格となっています。
エクステが濡れたまま寝ると危険!?
自由自在にヘアスタイルを変えられるという点がウケて
女性の間で急速に広まったヘアエクステンションですが、
最近では毎日の入浴後にヘアエクステンションが
濡れたままの状態で寝る人の肌トラブルが急増しています。
ヘアエクステンションは通常、自前の髪の毛に特殊な器具や
編み込みなどの技術を用いて人工の毛束を取り付ける「付け毛」になりますが、
その素材は人毛のほかにもファイバーやアクリルなどが使われています。
エクステの特徴は取り付ける事によって簡単に髪の毛のボリュームアップが出来るだけでなく、
さまざまなヘアースタイルをシーンに合わせて楽しめるという点にあります。
また、エクステは一度でも取り付けるとシャンプーやヘアメイクを施しても
簡単には取れないといった利点があります。
しかし、高いデザイン性や利便性を持つヘアエクステンションにも
デメリットは存在しており、たとえばシャンプー後の濡れたままの状態で寝ると
エクステの「もつれ」が発生し、その部分の頭皮が引っ張られる事によって
「牽引性脱毛症」に陥ってしまうリスクがあります。
牽引性脱毛症とはその名のとおり髪の毛が牽引される事によって
頭皮がダメージを受け、その影響で発症する脱毛症の事を言います。
そのため、近年では多くの美容院が顧客に対して濡れたままのエクステで寝ないように注意喚起を行っています。
ヘアエクステの正しい取り扱い方とケア
ヘアエクステンションを自前の髪の毛に取り付けた場合、
それ以後は自分自身でエクステに対するケアを行う必要があります。
通常、人毛で出来たエクステであればヘアアイロンやコテなどの
熱を用いたヘアメイク器具を使用する事が出来ますが、
アクリルやファイバーで作られたエクステでは熱によって
溶けてしまうことがあるので取り扱い方には注意が必要です。
また、牽引性脱毛症にならないようにエクステが水に濡れてしまった場合は
こまめに乾かし、決して入浴後に濡れたままの状態で
寝ないように心掛けることが大切です。
また、シャンプーを行う場合は自前の髪の毛と同様に優しく指を通す程度で洗うようにします。
そしてトリートメントはエクステが取れやすくなってしまうため、
付着しないように行う必要があります。
また、入浴後にエクステをドライする場合は自前の髪の毛のように
ゴシゴシ拭くともつれの原因となってしまうので、
タオルで挟んで叩くようにしてドライすることが大切です。
こまめにブラッシングして、もつれを予防しましょう。
また、ドライヤーで髪の毛とエクステを乾かす場合は温風を近づけ過ぎないようにして、
根元から毛先に向かって乾かしていくことが大切です。