ピルを飲んでいる女性は多いですよね。
以前はピルと言えば避妊目的に飲まれる事がメジャーでしたが、
最近では生理周期の調整や生理トラブル改善、
婦人科系疾患の予防であったり、
ニキビの改善にも処方されるれっきとした薬の一種です。

当然ピルは飲み続けないといけない薬なので、
服用中に風邪を引く事もあればインフルエンザに感染してしまう事もあります。

インフルエンザの治療薬とピルは併用しても大丈夫なのか気になりますよね。

インフルエンザって

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まず、インフルエンザウイルスの性質を知っておく必要があります。

インフルエンザウイルスはウニのような突起があり、
喉の粘膜などの細胞にまず入り込む事で感染します。

この時点ではまだ潜伏期間なので、
人によっては症状は出ませんが感染力はあります。

そして、細胞に入ったウイルスは
自分と同じウイルスをコピーして細胞から大量に放出します。

これで身体は完全に
ウイルスとの戦いが始まる為、発熱関節痛を感じます。

この細胞から大量にウイルスが放出するまでの時間が
48~72時間と言われていて、
この時間帯にタミフルなどの薬を投与しないと効き目がないのです。

発症して最初の3日間の感染力はとても強力なので、
看病する側も病人もマスクを着用して
空気感染、飛沫感染を防止する事がとても大切です!

インフルエンザについてはこちらの記事でも詳し雨説明しています。

イナビルって?

今まではインフルエンザと言えばタミフルが定番でしたが、
国内で初めて開発したインフルエンザ治療薬「イナビル」をご存知でしょうか?

今までの治療薬は錠剤でしたが、
このイナビルは吸入タイプで1日1回を2日間吸入するだけで効果があります。

それも、吸入してすぐ効果がでるので
インフルエンザで数日間高熱と戦って
体力消耗していた頃に比べると格段に楽になります!!

イナビルは10歳以上は1日20mgを2日間で40mg
10歳以下だと20mgを1日吸入するだけで効果が出ます。

が、微粉状の薬を吸入するという経験がない人には
ドキドキしてしまいますよね。

吸入タイプは初めての人にも処方される時に
使い方指導をしてもらえますので安心してくださいね。

とは言え、子どもさんに処方された時の為にも
大人も練習しておくと良いかもしれません。

イナビルは息を吐ききってから、
思いっきり息を肺に届くように吸うと上手くいくそうですよ。
薬剤師さん監修の動画をご覧ください。

以前タミフルを服用した子どもが異常行動を起こして、
自宅マンションから転落死をした事件が相次ぎました。

タミフルと異常行動は完全否定はされていませんが、
完全に否定されていないからこそ
10代にタミフルを処方しない病院も増えています。

イナビルも異常行動が完全に否定されていないので、
服用後は子どもの行動を見ている必要があります。

気になる副作用ですが、抗生物質と同じ副作用で下痢になる事があります。

インフルエンザ中は発汗もすごいので、
ただの水よりも効率良く失われた水分や栄養を摂取できるように
こまめに経口補水液で水分補給をして安静にしていましょう。

ピル服用していても大丈夫?

ピルを服用している場合は、やはり毎日飲む事が大切ですよね。

風邪を引いたりインフルエンザに罹ってしまい、
ピルと併用する事が出来なくなってしまうと
ピル服用の治療が振出しに戻ってしまいますよね。

でも、大丈夫なんです!ピルとの併用は問題がありません!!

勿論、ピルを服用中に子宮頸がん予防ワクチンを受ける事もOKです。
ただ、必ず医師にピルを服用中だという事を伝えましょう。

まとめ

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既にインフルエンザがじわじわと流行りはじめ、
病院ではインフルエンザの予防接種を受けに多くの人が来院しています。

予防接種をしてもどうせインフルエンザに罹るからと受けない人も多いですよね。
重症化を予防する為のワクチンなので、感染を完全に防ぐのが目的ではないんです。

でも、イナビルが開発された事でインフルエンザで
寝込む期間が圧倒的に短縮された事はとてもありがたい事です!

そして、婦人科系疾患又は不妊治療でピルを服用している人も
感染で治療が中断される心配もないので安心できますよね。

特に不妊治療では長い期間をかけて
ホルモンバランスや子宮の状態を整えるので、
ピルとイナビルの併用が出来るなら万が一にも
インフルエンザに感染しても治療の中断や振出しに戻る事は避けられます。

私個人も20年近くインフルエンザに感染していないので、
イナビルが処方されたらきっとドキドキしてしまいますね!