いよいよ東京都内でもインフルエンザが流行し始めたとテレビで放送されましたね。
ついにインフルエンザのシーズン到来です!!
2016年9月~11月の時点で
全国で248人の患者が確認されています。
病院でもインフルエンザの予防接種を受けに
多くの人が訪れていて、駐車場から待合室まで多くの人がいます。
さて、今年のインフルエンザはどの型が流行るのか??
気になりますよね!!
インフルエンザの特徴と予防
インフルエンザに感染した人のほとんどは
初期症状が風邪に似ている事から
普通の市販薬を飲んで様子を見ますよね。
区別がつきにくいですが、風邪と違うのは全身の倦怠感です。
風邪は関節痛といった節々が痛み始めますが、
インフルエンザは全身が怠くて動くのも寝ているのも辛くなります。
そして、発症した最初の日から3日間の感染力は
とても強力なので家族一人が感染した後に
一家全員感染してしまうのは、
この3日間の強力な感染力によるものです。
インフルエンザか風邪か判断がつかない場合も
家族全員がマスクを着用する事で
家族全員に感染する事を防ぐことが出来ます。
インフルエンザウイルスに感染しない予防策は
何と言っても手洗いとうがいです。
まず、爪は常に短くしておきましょう。
爪の間にウイルスが付着し、その手で鼻や口周りを触る事で
ウイルスは簡単に体内に侵入してきてしまいます。
そして、手洗いの時には指輪や時計は外して
指の間や爪の間、手首と肘の中間までしっかり洗いましょう。
塗れた手を拭くタオルですが、
11月~1月のインフルエンザ期間だけでも
常に清潔なタオルにするかペーパータオルにしておくと
タオルに付着したウイルスを他の人が貰ってしまうという
接触感染を防ぐことができます。
インフルエンザウイルスは乾燥した空間が大好きなので、
室内の湿度を50~60%にしておくことも大切です。
加湿器複数台持ってない!という場合は
濡れたバスタオルを部屋の中に干すだけでも湿度は上がります。
どの型が流行るのか?
季節性のインフルエンザは一度感染しても型が違うので
期間中に何度も感染する事もあります。
新型はインフルエンザウイルスも新化をする為、
免疫を持っていない人の方が圧倒的に多いんです。
インフルエンザには大きく3つに分けられます。
インフルエンザA型は香港型、
ソ連型インフルエンザB型は山形型、
ビクトリア型インフルエンザC型は鼻水程度の軽症で終わるタイプ。
香港型とソ連型はインフルエンザ脳症を発症する可能性があります。
現時点で確認されている今年のインフルエンザは、
A-H1N1型で2009年に大流行し、
1割以上のウイルスにタミフルに耐性がある事が判明した型。
A-H3N2型は通称インフルエンザA型の
香港型B型テキサスとビクトリアこの3タイプが現在確認されています。
【インフルエンザ 関東で増加 手洗い徹底 早めの予防接種を】 今月6日までの1週間に関東地方の医療機関を受診したインフルエンザの患者数は、いずれも去年の同じ時期と比べて多くなりました。栃木県内では流行入りの目安を超えています https://t.co/HS9jyw4bQF
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) November 14, 2016
こちらの記事でもインフルエンザについて詳しく説明しています。
予防接種はいつ受ければ良い?
インフルエンザの予防接種は
10月から医療機関で受付が始まります。
そして、本格的に流行るのは12月からですが、
予防接種を受けても効果が出るのは2週間後なので、
11月中旬に予防接種を受けると
効果が現れるのは11月末~12月頭となる訳です。
つまり、12月の本格的な流行から逆算して
11月中旬もしくは下旬には予防接種を受けておく方が安心ですね。
あまりに早くに予防接種を受けると
肝心な時にワクチンの効果が切れてしまうので、
やはり11月に入ってから予防接種を受ける方が良いですね。
大人は予防接種は1回で良いのですが、
13歳未満は2回受ける事が義務付けられています。
また、受験生は受験シーズンに
インフルエンザに感染しない様に医師と相談して
2回受けると大事な時期に万全の体調で臨めますね!
そして、妊娠中や授乳中のママは
薬の影響を気にして自力で治そうとする人もいますが、
これはとても危険な行為なので直に病院に行ってください!!
インフルエンザは症状が重症化しやすいので、
母子共に危険な状態になるリスクがあります。
そして、インフルエンザワクチンが
ママやお腹の赤ちゃんまたは授乳中の赤ちゃんに与えるリスクはほぼありません!
何故ワクチンを勧めるのか?というと悲惨な経過を辿った子達を診るという、苦い経験を小児科医はしているから。ワクチン勧めない医師は、小児医療に関わった事がない、若しくは経験がほとんどない事を露呈しているようなもの。恐い思いしてないから勧めない。
— io302 (@io302) November 15, 2016
インフルエンザワクチンは
鶏の有精卵にウイルスを接種し培養する事で作られますが、
このウイルスは不活化つまり新ウイルスなので毒性はありません。
ただ、卵アレルギーがある人は医師に相談をしましょう。
まとめ
会社によっては補助が出たり
強制的に受けるよう言われたりするので、
お勤めをしている人は比較的予防接種を受けていますが
専業主婦は予防接種代が3000円~4000円する事から予防接種をしない人も多いです。
予防接種の補助金、
又は助成金が受けられる自治体や市区町村もあるので、
一度調べてみると良いかもしれません。
そして、インフルエンザがお住まいの県で流行したら、
不要不急の外出や人混みを避ける事が大切です!
とは言え、流行する時期は
イルミネーションのイベントがあちこちで行われていますよね。
必ずマスクを着用し外出先から帰ったらマスクは直ぐに捨てましょう。
この時、マスクは外側を触らないように取り、
ビニール袋に入れて口をしっかり結んでから捨てるようにしてくださいね。
使い捨てなのでたくさん入っているものを置いておくといいですね(*^^*)
あとは、規則正しい生活としっかり睡眠を取る事が大切です!
経験上ですが、子育て中のママは
しっかりと睡眠を取る事は難しいですよね。
そんな時はビタミン系を気持ち多めに摂ってください!
何故かママは元気で居続けないとダメなので、
ママも予防接種受けに行きましょうね!