汗が原因で起こる、と言われている汗疱。
手の病気だと思っていませんか?
あの汗疱は、実は手だけではなく、足の裏や足の指の間にもできるのです。
足の汗疱は、水虫と間違えてしまいそうなので注意が必要なのですが、
ならないようにするには、日頃から足が汗をかかないように蒸れないようにしておくのが大切なのです。
足の汗疱にはお風呂が効果的??
足の汗疱に限らず、汗疱にはさまざまな対策方法があります。
その一つ、お風呂も汗疱に効果的です。
なぜかといえば、汗疱の原因の一つに自律神経の乱れがあるからです。
自律神経が乱れると、交感神経と副交感神経のバランスも崩れます。
そして交感神経が優位に立ってしまいます。
交感神経とは、発汗を促す働きがあり、汗をかきやすくなるのです。
そして、その汗こそが汗疱の最大の原因なのです。
お風呂にゆったりと使ってリラックスして、自律神経を調えるのも汗疱には効果的です。
方法は、37〜38℃のぬるいお湯で半身浴をして、
時間をかけてゆっくりつかり、汗腺を正常に戻していくのです。
この方法は、自律神経を調え発汗が抑えられるので、汗疱に効果的なのです。
また、お風呂に入って患部の汗をきれいに洗い流し、清潔にすることも汗疱には効果的です。
また、ぬるめのお湯が苦手な方は、43〜44度の暑いお湯を湯船に少し入れて、
手と足をつけて温めるようにして半身浴します。
すると5分ほどで汗をかきますが、10分〜15分ほど、浸かっていましょう。
湯船の中にお風呂用の椅子を入れて、それに腰かけて手足をつけると楽ですよ。
終わったら、湯船に水を足して、ゆっくりと半身浴をしましょう。
お風呂から上がったら、水分をタオルでふき取り、
自然乾燥やうちわを使って、身体を落ち着かせましょう。
暑いからと言って、エアコンや扇風機の風に当たるのは逆効果です。
また、汗疱のかゆみを落ち着かせるには、こんな方法も効果的です。
昨日どうにもならなくてお風呂に塩500gぶち込んだんですが足のむくみに効いたし、何より手の汗疱が消えたのがすごい やっぱあれって汗が手から出なくてその分の水分が溜まってるから塩の浸透圧で無理やり出してしまえばなくなるってことなのかな…
— いちか@二日目東4 レ58a (@ichikanika) July 25, 2016
これは「塩浴」といって、洗面器等にお湯を張り、
塩をお湯に溶けるだけなるべくたくさん入れて、そこに汗疱の患部を入れる方法です。
この方法でも、かゆみは随分和らぐそうですよ。
足の汗疱が辛い方、是非一度試してみてはいかがでしょうか?
汗疱についてはこちらの記事もご参考に!
足の汗疱の原因は・・・?
そもそも汗疱は、手の次に足にもできやすいのです。
どうしてだと思いますか?
先に説明しましたが、汗疱の原因の一つに自律神経の乱れというのがありましたね。
これは、自律神経が乱れることによって交感神経が優位に立ち、発汗を促してしまうからなのです。
汗疱の直接な原因は、ズバリ汗です!
汗が皮膚にとどまってしまい、それが汗疱の原因になってしまうのです。
そして、手には汗腺がたくさんあって汗をかきやすいのですが、
足にも手同様汗腺が多くて、汗をかきやすいのです。
特に夏は靴を履くと、靴の中で汗をかきますので、汗がとどまり汗疱になりやすいのです。
また、特に女性は多いですが、サンダルのベルト部分も汗をかきやすく、
汗疱になりやすいのです。
湿布貼ったところにできたやついつものかぶれと様相が違うので調べたけどこれ汗疱ってやつなんかな……?足にもできてきて割と地獄
— houyhnhnm.1日目東ふ10b (@aim_hynm) July 16, 2017
足の裏に円形の汗疱ができて痒い
— ばなな (@banana_1216) July 14, 2017
手にできる汗疱もつらいですけど、足にできる汗疱もつらいですね。
足の裏や足の指のところにできる汗疱は、歩く時にいつも刺激してしまうので、かゆみが収まらないようです。
汗疱によく効く市販薬
さて、かゆくてつらい汗疱なのですが、皮膚科で見てもらうのが一番です。
けれど、市販されている薬でも対処はできます。
フルコートF
この軟膏は、市販薬の中でも最も効果が強い、ステロイド配合の軟膏です。ステロイドを敬遠する方も多いのですが、かゆみや痛みの症状が辛くて、
我慢できないほどひどいときには、思い切ってステロイド軟膏を使って症状を和らげるのも選択肢の一つです。
コーフル
汗疱の人の中では、愛用している方も多いと思います。保湿剤として使ってらっしゃる方が多く、乾燥が原因のかゆみや痛みに効果があるそうです。
実際、これで水ぶくれを直したり防いだりすることは難しいのですが、
まめにコーフルをぬって保湿することによって、肌がしっとりとするので、かゆみを和らげることができます。
また、このコーフルは非ステロイドですので、子供から大人まで安心して使えるのもメリットの一つです。
ワセリン
こちらも保湿効果が高いので、使ってらっしゃる方も多いと思います。おすすめは白色ワセリンです。
白色ワセリンは、不純物も少なく、赤ちゃんにも安心して使うことができます。
汗疱を直接直す効果はありませんが、こまめに保湿することで、汗疱によるかゆみや乾燥を和らげてくれます。
足の汗疱予防には、汗をかかない対策が大事!
一度かかってしまうとなかなか治らなかったり何度もかかったりしてしまうのが汗疱。
特に足の汗疱となると、歩くと刺激して本当につらいです。
そんな汗疱、予防方法ってあるのでしょうか?
実は汗疱の原因は、はっきりと解明はされていませんが、
汗の成分の一種が汗疱の原因なのでは?と言われています。
ですから、日頃から足が汗をかかないように、蒸れないように風通し良くしておくのが大切です。
難しいかもしれませんが、これからの季節、スリッパやサンダルなどで過ごして、
足を涼しく、汗をかかないようにするのもとても有効な対策です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
- 汗疱の対策には、お風呂に入ってリラックスするのが有効
- お風呂では汗も流して清潔になるので一石二鳥
- 原因は皮膚にたまった汗
- 市販薬を使って治せる
- コーフルやワセリンを使って患部を保湿
また、あんまりひどいときにはステロイド配合の薬を使って症状を和らげましょう。
汗疱予防は、患部が蒸れないようにするのが大切。
サンダルやスリッパで過ごすのも効果的です。
一度かかってしまうと本当につらいのが汗疱です。
けれど、日頃からの汗対策で、ある程度は防げるようです。
特に足の汗疱は、歩くととても辛いです。
日頃から汗や足の蒸れには気を付けて、汗疱を予防したいですね。