あなたは身体が飢餓状態になったことはありますか。
この身体が飢餓状態というのはダイエットなどで引き起こされるものですが、
身体にとっても異常な状態なのです。
そのためにその状態を解消するために
身体がカロリーを要求して食欲も出てくるのです。
ダイエット中でも関係なしです。
この飢餓状態について基本的な事項から、メカニズム、対策までご説明していきます。
飢餓状態とは
身体が飢餓状態というのは、一体どのような状態なのでしょうか。
言葉の通り、ダイエットの食事制限などで身体がカロリー不足になっており、
不足したカロリーを求めて食欲が止まらない状態になるのです。
この結果、飢餓状態を抜け出そうとする身体に脂肪が蓄積されやすいので、
太りやすい環境下であることは間違いないでしょう。
この身体が飢餓状態になるのは、激しい運動、ダイエットで
低カロリーの食品ばかり食べる、1日3食をしっかりと取らないで
1食を抜いてしまうことなどによって、引き起こされるのです。
このように身体の飢餓状態は運動と食事制限が敵であると言えます。
以上のように、身体が飢餓状態になるには食事が深く関わってきます。
ダイエットをするから食べなくていいわけではないのです。
飢餓状態のメカニズム
身体が飢餓状態になることで太りやすくなるメカニズムについて、
少しご説明していきます。
身体は活動するためのエネルギーを摂取した糖質(グリコーゲン)から生成します。
しかしながら、この糖質が身体に取り込まれなくなると
別のエネルギー源が必要になってきますよね。
それが脂肪です。
糖質の次に脂肪が燃焼されるのですがこの脂肪も身体にない状態だと
筋肉が分解、そして、燃焼されてしまうのです。
この筋肉の燃焼までいってしまうと身体が飢餓状態になっておりとても危険であります。
この身体の筋肉が落ちていくと基礎代謝も落ちるので太りやすくなります。
また、身体にはホメオスタシス(恒常性)という機能が備わっています。
このホメオスタシスは今回のカロリー不足など身体の異常な状態を正常に戻そうとする機能です。
このホメオスタシスが機能すると食欲が出てくるので脂肪も蓄積されやすいのです。
それに加えて脂肪が分解されにくいので
ダイエットを行っても痩せにくくなってしまうのです。
飢餓状態にならないためには
体内で糖質、脂肪、筋肉の順で燃焼されるエネルギー源を不足しないことが
身体が飢餓状態にならないために大切なことでしょう。
特に最初に燃焼される糖質の摂取を制限しすぎないことです。
また、1日平均の消費カロリーである基礎代謝以上の
カロリーを摂取するように心掛けて下さいね。
食品名などを入力して、重さを測り、カロリーを測定してくれる優れものです♪
少しでも満たされない状態になると身体が飢餓状態になりうるので、
少しでも不安要素はなくした方が良いでしょう。
それに加えてダイエットなどで運動も一緒に行っている場合は
運動によって基礎代謝も上がっているので
その分のカロリーの摂取を忘れないようにして下さいね。
しかしながら、身体が飢餓状態になるのを防ぐために食べ過ぎてしまうと
逆に太ってしまうので、注意が必要です。
おわりに
身体が飢餓状態になることについて、ご説明してきましたがいかがでしたでしょうか。
この飢餓状態は身体が不安定なときに起こりえますので
その状態を作り出さないようにしましょう。
ダイエットでの無理な食事制限は厳禁です。
したがって、ダイエットでも食事はしっかりと取って
適度に運動も行うことで効率的に体重を落とすことができるでしょう。
単純に食事を減らすだけでは結果がついてきません。
逆に身体が飢餓状態になることでリバウンドが起こりやすいです。
この身体が飢餓状態になるメカニズムをしっかりと把握した上で
ダイエットなどの計画を行うようにして下さい。
無計画に行うと身体が飢餓状態になり脂肪も燃焼されにくいので、
痩せることができなくなります。
この点に注意して下さいね。