口の端が切れたようになる口角炎
メイクもしにくいし、食べ物はしみるし、
うっかり口を大きく開けたら傷が広がるし……と、
小さな傷でも被害は大きなものです。

でもあかぎれみたいなものだと思って、
適当な薬を付けると、かえってひどくなるかもしれません。

今回は、この口角炎の薬についてまとめてみました。

口角炎ってどんな症状?予防法は?

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口角炎は、唇のあかぎれのように、
乾燥などで皮膚がひび割れただけだと思われがちですが、実はそうではありません。

この病気は、口角の皮膚が細菌や
カンジダという真菌に感染して皮膚がただれ、
湿疹や腫れなどを引き起こします。

そのきっかけは、合わない化粧品に負けたり、皮膚の乾燥だったり、
辛い食べ物だったりなど、外的なものが多いですが、
健康な皮膚ならそれくらいで菌に負けたりはしません。

それが感染まで起こす状態になるのは、
抵抗力が弱っていたり、ビタミンB不足で皮膚が弱っているなど、
内的要因も重なっていることがほとんどです。

口角炎になりやすいという人は、
身体が疲れたり、皮膚が弱っているのかもしれません。
予防のためには、ビタミンB2B6が豊富なものを食べたり、
ゆっくり休養を取ったりすることが大切です。

また、化粧品を変えたり、
歯磨き粉を変えたタイミングで口角炎になってしまった場合は、
それらに含まれる成分に負けている可能性があるので、
使用を中止して様子を見ましょう。

デスパは口角炎用に作られていないらしい

デスパ」という処方薬を知っていますか?
市販薬では、デスパコーワという名前で売られていますね。

この薬は、ステロイド剤殺菌薬
痒み止めの抗ヒスタミン薬が混合されたお薬です。

これは、口内炎や舌炎、または歯槽膿漏などに出される薬ですが、
実は「口角炎に効く」とは書かれていません。

症状が合えばよく効くようですが、
口角炎のように患部に真菌や細菌がある時は
悪化の恐れがあるとも言われています。

手元にあるデスパを使うくらいなら、
口角炎にと書かれているような市販薬、
例えば、メンソレータムのメディカルリップの方が効果が期待できます。

ちなみに、デスパは外用薬で、
向精神薬のデパスとは全く別物なので、
間違えないように注意して下さいね。


プロの方も間違えそうになることが多いそうです。
紛らわしいですね!

オロナインやソンバーユは効くの?

口角炎には、オロナイン
ソンバーユを使うと良いという声も少なくありません。

これらはお肌に優しく、
高い保湿効果があるため、確かに口角炎には良いでしょう。
保湿をすれば皮膚がこれ以上大きく避けたりするのを防げますし、
油分で蓋をすることで新たな細菌感染を予防できます。

ですが、これらは感染した細菌や真菌を殺す作用や、
皮膚自体を丈夫にする作用は期待できません。

ですから、オロナインやソンバーユを使うなら、
同時進行でビタミンB2やB6を積極的に摂るようにしたり、
身体の免疫力を強めるための対策を取らねばあまり意味が無いでしょう。

しかし、傷を保護するだけでも痛みが気にならなくなることもあるので、
応急処置としては優秀なものだと言えますね。

オロナインとソンバーユについては、こちらの記事もご参考に♪

まとめ

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いかがでしたでしょうか。

口角炎は乾燥する季節に多くなるため、
乾燥だけが原因だと考えられがちです。

そのためなのか、
保湿さえしておけばすぐに良くなると勘違いされることも少なくありません。

ですが、本文中でもご説明した通り、
炎症の正体は菌の仕業によるもので、

その菌の侵入を許しているのは、
身体の内側の免疫力の問題なのです。

このように、口角炎を根本から改善するためには、
身体の内側から口角炎ができにくい環境を整えると同時に、
既にできている炎症がこれ以上悪化しないようにケアしてあげることが大切です。

口角炎は、はたから見ると意外に目立つものですから、
患部が大きくなる前に治せるように、適切な対処を行って下さいね。