ヘアピンを使ってまとめ髪にして出かけたら、何だか頭が痒い……。
これって、もしかして金属アレルギー

なんて経験をしたことがある人はきっと少なくないはず。
金属アレルギーはアクセサリー腕時計だけではなく、頭皮に触れるヘアピンでも起こるのです。

こんな時は、どうするべきでしょうか。
病院に行く?それとも市販の薬でどうにかなる?

今回は、ヘアピンによって起こる金属アレルギーとその対処法についてお伝えします。

ヘアピンでも金属アレルギーは起こる!

金属アレルギーは、金属が汗に溶けてイオン化し、
たんぱく質と結びついてアレルゲンが作られることで起こります。
つまり、金属が触れ、そして汗をかきやすい部位に出やすいということ。

例えば、ネックレス腕時計、そしてベルトのバックルで起こる人もいますよね。

金属製、そして汗をかきやすい頭皮に触れるヘアピンも例外ではありません。
ヘアピンは頭皮に密着させて着けることが多いので、
見落としがちですが金属アレルギーが起こりやすい装飾品の一つなのです。

金属アレルギーが起きやすい金属はアマルガムパラジウム(歯の詰め物に使われます)、
コバルトニッケルクロム、そして10金14金18金など。

特に、ニッケル・クロム・コバルト金属アレルギーが起きやすい金属のトップです。
ヘアピンの中にもニッケルでできたものがあり、これが原因でアレルギーを起こす人がいるようです。

金属アレルギーの症状は?頭痛はアレルギーのせいではなさそう

金属アレルギーの症状には以下の通り。

  • かゆみ
  • かぶれ
  • 水疱
  • 発疹

ヘアピンを含む接触性の金属アレルギーは触れたところにのみ症状が出ますが、
歯科金属食べ物に含まれる金属によって起こるアレルギーは、
金属に触れなくても全身の汗をかきやすい部位に症状が出ます。

ところで、金属アレルギーで頭痛が出るという噂がありますが、
これを根拠づけるものは見当たりませんでした。

これは、金属かどうかは関係なく、髪を留めたり強く引っ張ることで
頭の血行が悪くなって頭痛に繋がると考えた方が良いでしょう。
きつい帽子をずっと被っていると頭痛するのと同じメカニズムですね。


金属アレルギーでなくても、まとめ髪で頭痛がするという人はこんなにたくさんいます!

こちらの記事でも金属アレルギーについて説明しています。

金属アレルギーの症状を抑えるには?

既に出てしまった金属アレルギーの症状を抑えるにはどうすれば良いでしょうか。

まず、原因だと思われる金属製品をすぐに外すことが第一です。
そして、皮膚科を受診しましょう。

治療に関しては…
『原因を特定して除去することが必須ですが、局所に生じた接触皮膚炎はステロイド外用薬による加療が基本になります。全身型のものではクロモグリク酸ナトリウムを内服すると効果のある症例もあります。』【http://saitamahifuka.org/public/dermatosis/%E9%87%91%E5%B1%9E%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC/★埼玉皮膚科学会】
以上のようにステロイド治療が主となります。

費用は出される薬によって変わるのでいくらとは言えません。
ただ、同時にどの金属にアレルギーを起こすのか調べるパッチテストを受けると、
治療費+1000円前後かかるのが相場のようです。

もし、病院が閉まっている時間に発症してしまったら、市販のステロイド系軟膏を塗って症状を抑えましょう。

ベトネベートN軟膏、フルコートF軟膏、テラ・コートリル軟膏、
ムヒアルファS軟膏などが市販のステロイド軟膏です。

ステロイドには強さの段階がありますので、
購入の際には症状を薬剤師さんに相談してどれが適切か選んでもらいましょう。

どんなヘアピンを使えばいい?

以上のような対症療法をすれば症状は良くなりますが、金属アレルギー自体は治ることはありません
一度発症したらこれからは身体に合わない金属を避けて通る必要があります。

でも、アクセサリーは付けるのを我慢できても、
仕事の関係で髪をまとめる必要があるという人もいますよね。
そんな人は、金属アレルギー対応のヘアピンを使いましょう。

金属の中でも、チタンステンレスは汗に溶けにくく、
極めてアレルギーが起きにくいことで知られています。

医療用の金属にも使われているので信頼度が高いですよね。

今は金属アレルギーの人向けと表示されたヘアピンが
ドラッグストアや通販で簡単に手に入りますので、金属アレルギー持ちの人はこれを利用すると良いですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

  • ヘアピンでも金属アレルギーは起こる
  • 症状はみ、かぶれ水疱湿疹などだが、頭痛の原因は金属ではない
  • 症状が出たら病院で薬を出してもらうか、市販のステロイド軟膏を塗ろう
  • アレルギー対応のヘアピンを使おう

以上です。

本文ではアレルギー対応のヘアピンに付いてご紹介していますが、
ピンを使わないまとめ髪を追求するのもおすすめです。

こちらの動画のようにゴージャスなまとめ髪もピン無しでできるんです。
髪が極端に長くなくてもできますし、デートや特別なお出かけに良さそうな髪型ですよね。

金属アレルギーは放っておくとどんどん炎症が広がって、跡が残ってしまうこともあるようです。
もし、発症してしまったら、すぐに対処するようにして下さいね!