世界中で注目を集めつつある納豆菌に秘められたパワーについて徹底解説!
よく耳にする乳酸菌とはどのような違いがあるのかを学ぼう!

納豆菌の性質や効果に関する知識を深めて健康な身体を目指そう。
実は300年以上も前から健康に役立てられてきた納豆菌の驚くべき効果について詳しく紹介します!
納豆菌の整腸作用便秘改善効果について

納豆菌とは

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近年、人間の健康を維持する為に必要不可欠な存在として知られるようになった
腸内細菌」ですが、私たちがよく耳にする代表的な腸内細菌としては「乳酸菌」が挙げられます。

人の腸内には多種多様な細菌が住み付いていますが、
その数は約100兆個にものぼると考えられています。

私たち人間の腸内に住み付いている多種多様な細菌が腸の中で活動する事によって、
便の排出が促されたり腸内環境が整えられたりします。
そのため、腸内で活動している細菌の数が減ったり
バランスが崩れてしまうと腸内環境が悪化し、
健康にさまざまな影響を与えてしまうのです。

最近ではこれらの腸内細菌の活動をコントロールし、
活発にする「プロバイオティクス」に注目が集まっています。
プロバイオティクスとは人間の腸内で活動する腸内細菌の働きをサポートしたり、
コントロールする働きを持つ細菌のことをそう呼びます。

ちなみに先に述べた「乳酸菌」もプロバイオティクスの一種ですが、
そのほかには納豆に含まれている「納豆菌」もプロバイオティクスの一種として知られています。

納豆菌は世界的に見ると非常にマイナーな細菌ですが、
近年では納豆菌が作り出す「ナットウキナーゼ」と呼ばれる成分には
さまざまな健康増進効果が認められており、
医療の分野からもその力に対して注目が集まりつつあります。

納豆菌と乳酸菌の違いについて

納豆にも乳酸菌が入っていると誤解している人をたまに見かけますが、
正確に言えば納豆に含まれているのは「納豆菌」と呼ばれる細菌類です。

乳酸菌と納豆菌は発酵食品に含まれるという点で共通していますが、
人の体内に入ると似たような働きを行うことでも知られています。
納豆菌と乳酸菌が体内に取り込まれると、腸の蠕動活動を活発にしたり便通を良くする等の「整腸作用」をもたらしてくれます。

ただ、納豆菌と乳酸菌の決定的な違いは「胃酸への耐性」という点が挙げられます。
通常、乳酸菌は経口摂取によって胃に運ばれるとそのほとんどは胃酸によって死滅してしまいます。

一方で納豆菌は非常に胃酸に強い性質を持っているため、
経口摂取によって胃に運ばれても胃酸で死滅するということはなく、
そのほとんどは「生きたまま」腸内へ届く事になります。

納豆菌が生きて腸内へ届くと、元々そこで活動している腸内細菌の活動をサポートしたりコントロールするなど、
腸内環境に良い影響を与えてくれます。

また、腸内で活動している乳酸菌を増加させたり数のバランスを安定化させる等の効果も期待できるため、
納豆菌と乳酸菌の同時摂取には非常に高い健康増進効果が期待できます。

乳酸菌についてはこちらの記事もご参考に!

納豆菌に秘められたパワーとは

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納豆は日本で古くから食べられてきた発酵食品の代名詞としても知られていますが、
近年では納豆に含まれている「納豆菌」が持つさまざまな健康効果について注目が集まっています。

納豆は蒸した大豆を藁で包み、藁に付着した納豆菌による大豆の発酵を促して作られる食品です。
納豆に含まれる納豆菌にはタンパク質分解酵素として知られる「ナットウキナーゼ」という成分を作り出す働きがあります。

サプリでも摂取が可能なこのナットウキナーゼには血液中の血栓を溶かす効果があり、
日常的に納豆を食べる事で「脳梗塞」や「動脈硬化」などの生活習慣病を効果的に予防する事が出来ます。

また、納豆菌によって大豆が発酵する過程で生み出される
ビタミンB群」や「ビタミンK2」にもさまざまな健康効果が認められており、
定期的に納豆を食べる事によって健康増進や健康維持を狙うことが出来ます。

納豆菌には血栓を溶かす作用以外にも
血液をサラサラに変える作用や腸内で活動する善玉菌を増やしたり、
その活動をサポートする等の働きがあります。

特に納豆菌が持つ「整腸作用」には定評があり、
納豆を食べる事によって「便秘の改善」が可能だという事も分かっています。
また、納豆菌にはカルシウムの吸収を促す働きがあるため、
骨粗鬆症の予防」にも効果を期待することが出来ます。