体調を崩すと私達の身体は様々なことで不調を伝えてきます。
咳込んだり、鼻水が出たり。

もちろん尿も体調を整える大切な機関です。
その尿が赤くなって出てきたらどうしますか?

今日はその、尿が赤くなる症状のミオグロビン尿について詳しくお話したいと思います。

ミオグロビン尿とは?

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ミオグロビン尿とは、筋繊維に含まれるタンパク質のミオグロビンが逸脱し
尿の中や血液中に排出される疾患です。

ミオグロビンが入った尿は赤や赤褐色になります。
悪性の高熱や横紋筋融解症など、骨格筋が急速に損傷した場合に生じたり
過度な運動や外傷でもおきることがあります。
また、先天的な酵素欠損が原因の場合もあります。


筋肉に含まれる、酸素を運ぶヘモグロビンに似た赤い色素をミオグロビンといい、
筋肉が広範囲に破壊されたときや高熱を出した時に、ミオグロビンが血液に流れ出します。

腎臓を通過し、赤い尿になります。

熱射病とは?

熱射病とは熱中症一つで、重症度がⅢに程度の時のことを指します。
脱水症状が進み、体温調節機能が追いつかなくなり汗をかかず、40度を越す体温になります。

そして脳の体温調節中枢機能が麻痺します。
意識障害やショック状態になり最悪の場合死に至ることもあります。
このような症状になるとすぐに救急車を呼ぶ必要があります。

熱射病でミオグロビン尿になる?

ミオグロビン尿は先程述べたとおり、
高熱が続くと筋肉から溶け出して血液中に入ります。

熱射病は高熱が続き、意識障害になったり横紋筋融解症になったり、
そのまま腎不全になることもあります。

そういった時には、ミオグロビン尿になっていることがあるため
熱射病で運ばれてきた時には早急に対応する必要があります。
ミオグロビン尿は検査をすればすぐにわかります。

他にも熱中症や熱射病の場合の対策がのっています。

赤い尿が出たら入院しないといけない?

ミオグロビン尿ですが、基本的には一時的なもので
もしも赤い尿が出たとしても、病院へ行き点滴をしてもらったり
安静にしていると治まることがほとんどです。

しかし、放置したままだと腎不全を起こすこともあるので
赤い尿がみられたら、病院へ行き診断を仰ぎましょう。

また、他にも昏睡状態など他の症状が見られたり
いつまでも治まらず、体重も減ってきた時にはすみやかに病院へ行きましょう。

ミオグロビン尿の対処法と予防法

では、ミオグロビン尿になった時にはどうすればよいのでしょうか?

ミオグロビン尿は激しい運動や高熱で起こります。
なので、もしも激しい運動をしている場合にはすぐに中断しましょう。

そして、熱射病の原因となる炎天下の作業やスポーツなども気をつけましょう。
尿が赤くなることは、ミオグロビン尿以外にもヘモグロビン尿や血尿などがあり、
それぞれにおいて治療の仕方は異なります。

なので、今起こっている赤い尿が、
ミオグロビン尿なのかを確認するために病院へ行き診察をしてもらいましょう。
くれぐれも、自己判断をして放置するのは辞めましょうね。


ミオグロビン尿を予防するためにはミオグロビン尿の原因となる、
筋肉の融解や高熱といった症状になることをしないことが大切です。

真夏の炎天下に激しいスポーツをしたり、
長時間水分を取らずに何か作業をしていたりは控えるようにしましょう。

そしてもしも、何か必要があって炎天下などでしなければならないのならば
小まめに水分を取り、長時間炎天下などにいないようにしましょう。
その場合の水分補給は経口補水液がオススメです。
失われた水分や栄養素を効率良く摂取できます。

何よりも体調管理が大切で、
もしもすぐれない時などは休息をしたり、病院へ行くようにしましょうね。

まとめ

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いきなり尿が赤くなるとびっくりしますよね。
そういった場合でも落ち着いて対処することが大切です。

これからの季節、真夏に長時間バーベキューなどで居ることもありますよね。
そういった時にも、きちんと対処し重症化するのを防ぎましょうね。