スポーツ新聞などで選手が肉離れで負傷という記事を見た事はありませんか?

もしくは、私は学生時代にスポーツをしていて
よく肉離れをした事があるという人はいませんか?

捻挫などと同じようにスポーツをしていると怪我は付きものですが、
本当の肉離れってご存知でしょうか?

また肉離れを起こしてしまったらどういった対処法が良いのでしょうか?
間違えた知識のままで痛みが残らないようにしっかりと覚えておきましょう。

肉離れってどんなもの?

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そもそも肉離れとはどんな症状かと言うと、
急激な筋肉の収縮によって筋肉が断裂をしてしまう症状です。

特にスポーツをしている時に多いのですが、
思い切りジャンプした時や踏ん張って走り出そうとした時など、
一瞬に負荷が負荷がかかった際に発症しやすいと言われています。

これって運動不足の人しかならないんじゃないの?と思われがちですが
実はそうでもなくて、普段からトレーニングをしっかりしている人でも発症します。

筋肉の怪我と言われると色々なパターンがあり、
よく肉離れと勘違いされやすいのがこむら返りです。

こむら返りの場合も筋肉の収縮によって起こるのですが、
筋繊維が収縮して重なり合い、ガチガチに固まっていく状態を言います。

まだこの時点では筋繊維は断裂していません。
他にも良く似たもので、外力が加わって筋繊維が一部、
断裂を起こしてしまった場合は筋挫傷と言われる状態になります。

肉離れの原因

劣化したゴムを想像してみて下さい。
そのゴムを勢いよく引っ張ると簡単にちぎれてしまう事があります。

理由は簡単で本来ちゃんと使っている筋肉はゴムと同じく柔軟性があり、
衝撃や負荷がかかっても柔軟に対応出来ますが、
劣化した状態や固まった状態だと簡単にプチんと切れてしまうという事です。

また、普段からしっかりとトレーニングしている人でも
過度なトレーニングで負荷をかけ過ぎて筋肉に疲労が溜まりパンパンな状態ですと
急激な負荷がかかった際に筋繊維が切れやすいのは分かりやすいでしょう。
つまりどんな時でも筋肉に柔軟性がない時に肉離れを起こしやすいというわけです。

肉離れの早期回復には温冷浴?

肉離れを起こしてしまうと症状によっては
内出血を起こしたりと心配になってしまう事がありますが、
焦らずに対処していけば早めに痛みを緩和して元の状態に戻せます。

もちろん、一番の対処法は接骨院や整形外科、病院などに受診する事ですが
なるべく自分でも出来る事をしていきたいという人は是非とも試して頂きたいのが温冷浴です。

この手法はプロスポーツの世界でも取り入れられているのですが、
熱いお湯に浸かることによって血流が良くなり、
自身の体温上昇を防ぐ為に熱を逃がそうとして毛細血管が開きます。

その後に冷たい水で冷やす事により急激に体温を下げて毛細血管を収縮する事により、
伸び縮みした血管で血流が全身へと勢いよく流れ、疲労回復が早まるというわけです。

基本的に怪我をしたら、まずは冷やすというイメージの方が多いと思いますが、
全身の血流を良くして体力回復を促す方が怪我の治りも早くなるという訳なのです。

肉離れにならない為のストレッチとは

断裂した筋繊維が修復するのはこれで早くなるのですが、
断裂を起こした部分は直ぐに前のような柔軟性のある筋肉になるわけではありません。

ある程度の痛みが軽減して、
腫れなども引いた時点から軽いマッサージやストレッチをしていきます。

ストレッチの目的は伸び縮みしやすい筋肉にすること、
つまり急激な負荷がかかった時でも切れる事なく受け止められる弾力性のある状態にするという事です。

特に肉離れを起こしやすいと太ももやふくらはぎは
他の部分に比べて筋肉も太く大きいので、一旦肉離れを起こしてしまうと
通常ならば治療するまでに時間がかかります。

脚の筋肉なので、どうしても歩いたりして体重負荷がかかり、安静にする事が難しいからです。

その為にも温冷浴で身体の血流を良くし、
回復を早めると断裂の程度にもよりますが、
早ければ3〜7日程度で内出血も引き、腫れや強い痛みは軽減します。

それからストレッチですが、
ふくらはぎの場合、足首を手で持って90度以上の角度にゆっくりと押し上げていきます。

この際もなるべくマッサージをしてからや、
浴槽などで浸かってからすると痛みは感じにくいです。

これを10分ほど続けていくだけで格段に早い回復と柔軟性が見込まれます。
太ももの場合でも同じで裏側の太もも(ハムスト)が断裂を起こしやすいのですが、
ストレッチをする場合は座ってしっかりと膝と足を伸ばした状態で
足首を掴んで軽く手前に引き寄せて上げればストレッチ効果が期待できます。

まとめ

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肝心な事は怪我をする前から毎日予防でストレッチをしておく事です。
怪我をした後も病院などに受診するのが一番ですが、
温冷浴とストレッチを行えば回復も早いでしょう。

ただし、ストレッチを始める際にはタイミングに気をつけて内出血が治ってから始めましょう。