喉が痛いときや風邪の症状が出ているときは、安静が一番と考える人が大半だと思います。

しかし、喉が痛むときにも軽い運動をすることで、血流を良くし、代謝を上げ、
免疫力を上げて症状が治まりやすくなることが分かっています。

ここで注意したいのは、
喉の痛みにはいくつかの原因があり、原因によっては運動が逆効果になるということです。

また、運動の種類により、避けた方がいい場合もあります。
ジムに通っている人やヨガをしている人は要チェックです!

喉の痛みの原因は?

喉の痛みは、喉が炎症を起こしている状態です。
これには、いくつかの原因が考えられます。

最も多いのが、風邪の初期症状です。
風邪のときに炎症を起こしやすいのは咽頭で、口を大きく開けたときに見える、喉の奥の部位です。

特に乾燥している時期は喉の粘膜が傷付きやすく、
ウイルスへの防御力が下がり風邪を引きやすくなります。

また、花粉症により、アレルギーによる炎症が喉にまで起こる場合もあります。

喉の痛みが非常に強いときや赤く腫れている場合は、扁桃炎の可能性が高いです。
扁桃炎の症状としては、高熱が出て咽頭に激しい痛みを生じると共に、
悪寒倦怠感頭痛関節痛などが起こります。

喉の周りのリンパ節が腫れるのも特徴です。
扁桃炎は細菌による感染症の一種ですので、抗生物質による治療が有効です。
早めに病院に行くようにしてください。

さらに、アルコールの過剰摂取や喫煙は、喉の粘膜を刺激して傷付け、炎症を起こします。
喉の使い過ぎ(大声・カラオケなど)も、声帯付近を痛める原因となります。

なお、喉の痛みの原因が口内炎の場合もあります。
栄養不足睡眠不足などで口内炎が喉の奥にできると、唾を飲み込むだけでも痛みが生じます。

喉が痛い時はジムやヨガは休むべき?

風邪による喉の痛みは、ウイルスが上気道の粘膜に付着して増殖することで、
炎症を起こしている状態です。

ウイルスを密室空間で他の人に撒き散らさないためにもジムやヨガのクラスは休みましょう。
自宅でのヨガやストレッチは、おすすめです。
ヨガピラティスなど、呼吸をしながら行う運動は、ストレスを緩和し、
免疫力を高めることが分かっています。

また、ゆっくりと身体を伸ばすことで、風邪の関節痛などを和らげます。

また、軽いウォーキングも喉の痛みに効果的です。
血流を良くし、呼吸によって鼻から肺までの気管を広げ、症状が楽になります。

筋トレなどの無酸素運動や、ジョギングや長時間の運動など、
身体に負担がかかるものは免疫力が一時的に下がる恐れがあるため、避けてください。

なお、扁桃炎を起こしている場合や、熱がある場合、
頭痛や腹痛など症状が重い場合は、運動は控えてください。

自宅でできる喉の痛みに効果的なヨガや運動は?


こちらは、喉や鼻にくる風邪の症状に効果的なヨガ「コブラのポーズ」です。

ゆっくりと呼吸しながら喉や胸を気持ちよく伸ばすことで血流を促して体温を上昇し、
風邪の症状を和らげることができます。

喉の痛みを和らげるツボは?

喉の痛みには、「列欠」「合谷」というツボが効果的です。
列欠の位置は 手関節の内側、親指の付け根から指3本分の所にあります。

合谷の位置は、手の甲の親指と人差し指の間にあります。

ツボ押しは、痛気持ちいい程度の強さが適切です。
なお、身体のどこかに異常が生じている場合、ツボを押すと強い痛みを伴うことがあります。
その場合は、さするだけでも十分です。

また、押すときに息を吐き、力を抜くときに息を吸うように、ゆっくりと呼吸しながら行ってください。

首まわりにも喉の痛みに効くツボはありますが、
素人が行うと強く押し過ぎたりえづくこともありますので、手まわりのツボの方がおすすめです。

喉が痛いときタバコは吸っても良い?

タバコの有害な煙は「喉頭」の粘膜の炎症を起こし、喉の痛みの原因となります。
喉頭とは、喉仏にある声帯(声を出すための部位)の、上下3〜4cmあたりにあります。

喉が痛いときにタバコを吸い続けていると、当然治りにくくなります。
そして、タバコは免疫力の低下にも繋がりますので、さらに治りが悪くなるという悪循環に陥ります。

喉が痛いときのタバコは、厳禁です。

食べて良い・悪い食べ物は?

喉が痛むときは、喉の粘膜を刺激しないものや、殺菌作用のある食べ物を摂りましょう。

まず良い食べ物としては、蜂蜜ネギ大根レモンなどがあります。

蜂蜜には殺菌作用抗炎症作用があり、喉の痛みや腫れに効果的です。
お湯に溶かしたり、生姜湯に入れるのもおすすめです。

大根には消炎作用があり、喉の腫れを和らげます。
大根おろしでも十分です。

レモンには豊富なビタミンCが含まれ、殺菌作用もあります。
レモンの蜂蜜漬けもおすすめです。


のど飴は唾液の分泌を促し、喉を潤すため、一定の効果が期待できます。
蜂蜜やプロポリスなど、殺菌成分の入ったものがおすすめです。

避けたい食べ物としては、
・熱すぎるもの
・冷たすぎるもの(冷水、ジュース、アイスクリームなど)
・糖分や塩分、油分、香辛料の多いもの(チョコレート、スナック菓子、揚げ物、唐辛子など)
・炭酸・アルコール

などが挙げられます。

熱すぎる・冷たすぎるものは喉に負担をかけるので、控えてください。
また、糖分・塩分・油分や香辛料の強いものは、粘膜に刺激を与えます。

炭酸やアルコールは粘膜に刺激を与えるほか、
アルコールが体内で分解されるときに大量の水を必要とするため、
粘膜が乾燥して炎症が酷くなる恐れがあります。

牛乳ヨーグルトなどの乳製品には賛否両論ありますが、
咳が酷いときには痰が絡みやすくなり、避けた方がいいようです。

喉の痛みの対策についてはこちらの記事もご参考に!

喉の痛みに効果的な市販薬は?

喉が痛むときには喉を休める、酷い場合は病院の受診が一番ですが、
手軽な方法としては市販薬も有効です。

ペラックT錠

「ルル」でもおなじみの第一三共ヘルスケアのお薬です。
配合されている「トラネキサム酸」は、体内の炎症に関与する物質の働きを抑える効果があります。

市販薬で対処しても良くならない場合は必ず病院へ行くようにしましょう!

まとめ

喉の痛みは、喉や声帯の粘膜が炎症を起こしている状態です。

原因としては、

  • 風邪の初期症状
  • 空気の乾燥
  • 花粉症
  • 扁桃炎
  • アルコールの過剰摂取
  • 喫煙
  • 声の出し過ぎ
  • 口内炎

などが考えられます。

また、喉が痛むときには、ジムやヨガのクラスは休むようにしてください。

自宅でのヨガやストレッチ、軽いウォーキングなどの運動は、
血流を促し、体温を上げて代謝を高め、免疫力が上がることで症状が治まりやすくなるため、症状が軽いときには効果的です。