お正月といえばおせち料理、というほど日本の文化になっている食べ物ですよね。
おせち料理は品数が多いな、というイメージをもっている人も多いですが、
実はそのひとつひとつに意味が込められているんです。

ちょっとしたものにもしっかりと意味が込められているおせち料理。
どんな意味が込められているかみていきましょう。

おせち料理に意味があるのはどうして?

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なんとなくとか、おめでたいからとかでおせちを食べていることがほとんとですが、
おせち料理のひとつひとつには意味があるんだよ、なんておじいちゃんやおばあちゃん
から聞いたことありませんか?

でも、どうしてわざわざ料理に意味を込めたのでしょうか?
おせちはそもそも、季節の節目を祝うための節会という行事に出されていた御節供に由来しています。

節会に出される御節供は、神様へのお供え物に似たものだった。
というところから、神様が食べるものにはひとつひとつの意味を込めて、という思いが

強かったようですよ。

おせち料理を重箱に入れる理由は?

おせちの料理ひとつひとつに意味があるように、
おせちを重箱に入れることにも意味があるって知っていましたが?
最近ではオードブルのように、大きい入れ物に入れるということも多いですが、
従来は重箱に入れるものなのです。

このように、重箱は重ねて使うものですよね。

この重ねるというところから、「幸福が重なる」「いいことが重なる」などのように
良いことが続きますようにという願いが込められているんですよ。

中身にも意味がある!酢だこがしいたけの意味は?

おせち料理それぞれに意味が込められています。
それは使う素材の名前や見た目が縁起があるからとかその由来は様々です。

黒豆やきんとんなどは、その意味なども有名ではありますが、
意外に知られていないのが酢だこしいたけです。

酢だこには、2つの意味が込められています。
まずたこは赤と白の2色からなっていて、それがおめでたい紅白ということがあります。

そしてもうひとつは、たこを多幸と書いて、幸せがたくさんありますように
という願いも込められているんですよ。

そしてしいたけ。
しいたけは、おせちに入れる場合しいたけその形のままで入れることはほとんどなく、
飾り切りという方法が施されています。

特におせちでは、しいたけは亀甲しいたけという形にします。
亀甲とは読んで字のごとくのことを指します。
亀は縁起物のひとつですが、長寿を表すもの。
亀甲の形にすることで、長生きできるようにという願いが込められているのです。

他のおせち料理にだって意味がある

もちろん酢だこやしいたけではなく、その他のおせち料理にも意味が込められています。
あまり意味が知られていないことが多いおせち料理を中心にその意味をご紹介していきますね。

おせち料理の意味1 かまぼこ

かまぼこは紅白だからなんとなく縁起がいいのかな?と思っていませんか。
もちろん紅白で縁起がいいというのも理由ですが、かまぼこの形が初日の出に似ている
ということもおせち料理に使われている理由です。
さらに、かまぼこの赤色には魔除けの意味、白色には清浄の意味があるんですよ。

おせち料理の意味2 菊花かぶ

あまり知られていませんが、菊の花には長寿の象徴とされています。
さらに菊花かぶは、紅白に色付けするのでかまぼこの紅白の意味でもある魔除けと
清浄に加え、長寿の意味も込められています。

おせち料理の意味3 くわい

くわいはおせち料理特有の食べ物というイメージがありますが、くわいは芽が出る
ものなので、出世や成長への願いが込められた食べ物です。
芽が出るという言葉を芽出たいに書きかえて読むことも出来るので、
縁起が良いとされているのです。

おせち料理の意味4 里芋

煮物の中に入れられる里芋ですが、里芋は土の中で親芋を中心にたくさんの
小さい芋が出来るのが特徴です。
その姿から、子孫繁栄の意味を込めておせちに入れられています。

おせち料理の意味5 筑前煮

筑前煮は、他の名前で七宝煮と言われているって知っていますか?
七宝煮の七宝は仏教の世界において貴重であるとされている大切な7つの宝です。
その7つを使っていることで、
筑前煮は縁起がよいとおせちに入れられているのです。

まとめ

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おせちには昔の人が考えた様々な意味が込められた料理です。
もちろん、おいしく食べるということも大切ですが日本の文化ともいえる
このおせち料理の意味をぜひ伝えられるような存在になってほしいです。

ぜひ次に食べるおせちは、おせちの意味を考えながら食べてみてくださいね。