が来て気温が上がると、ついクラクラしてしまうという人は多いですよね。
でも、なぜ、このような立ちくらみは夏に起こりやすいのでしょうか。

気温が原因なのか、日差しが原因なのか。
それとも、夏バテして身体が弱っているのが原因なのか。

今回は、真夏に起こりやすい立ちくらみの謎に迫ります。

なぜ暑さで立ちくらみが起こる?

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猛暑の季節だけではなく、
熱気あふれる室内やサウナなどでも立ちくらみが起こりますよね。

これらに共通することは、周りの気温が高いということ。
つまり、暑さが立ちくらみの原因の一つなのです。

暑くなると立ちくらみが起こる理由……、
それは、簡潔に言うと、暑いところに晒されると
急激に血管が拡張して血圧が下がってしまうからです。
要するに、低血圧によって脳への血流が悪くなり、
酸素が行き渡りにくくなってクラクラしてしまうということですね。

なお、夏バテと真夏の立ちくらみには直接的な関連性はありませんが、
夏バテによって食欲を失うと栄養不足になり、
貧血になりやすいせいで立ちくらみしやすくなるという可能性が考えられます。

また、元々低血圧気味の人は、
夏場はさらに血圧が下がりがちになるので要注意です。
立ちくらみの防止方法について、次項でご説明します。

立ちくらみを防止するために

暑さによる立ちくらみを防止するためには、とにかく体温調節が必要です。

暑い日には薄着をして出かける、
日傘や帽子で直射日光を避ける、「暑い」と感じたら
すぐに首の後ろや脇の下を冷やすなどしましょう。

このような、濡らすとひんやりして熱を冷ましてくれるタオルが便利です。

また、夏の発汗で水分不足になると血流が滞り、
より立ちくらみが起こりやすくなるため、水分補給を怠ってはいけません。
冷たい飲み物を飲めば、
身体の内側から体温を下げることができて一石二鳥です。

ところで、現代人は昔に比べて
立ちくらみを起こしやすくなっているということをご存知でしょうか。

エアコンの効いた室内と熱く焼けたアスファルトの上を行き来する生活を送っていると、
自律神経が狂ってしまい、発汗や震えなどによって自動的に体温調節する機能が衰えてしまうのだそうです。

ここで、自律神経を整えて立ちくらみを予防するツボを紹介している動画を掲載します。
時間があるときにでも押してみて下さい。

立ちくらみとめまいの違い

「立ちくらみ」と「めまい」、
同じようなものに思えますが、厳密に言うと異なるものだと知っていますか?

立ちくらみは、先ほどのご説明の通り、
脳への酸素不足によって起こるふらつきやブラックアウトを指します。
これは一時的なもので、安静にしているとすぐに治ることがほとんどです。

めまいは、脳や耳などに異常があり、視界がぐるぐると回るようになったり、
フワフワと身体が浮くような感覚になったりします。

これらは、耳の奥の三半規管や、脳の平衡感覚を司る部位に
何らかのトラブルがある場合に生じるもののため、立ちくらみとは原因が全く異なるものなのです。

まとめ

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いかがでしたでしょうか。
真夏に起こりやすい立ちくらみのメカニズム、
そしてその対処法などについてご説明しました。

立ちくらみ自体は脳などに悪影響が生じるものではないにしろ、
一時的に視界が暗くなったり、ふらついたりするせいで起こる事故はとても深刻です。


このように、立ちくらみがしたと思ったら
ガラスや家具に突っ込んだという話はよく聞きますよね。

適切な予防策を取っておかないと、
立ちくらみはいつどんな時に起こるかわかりません。
暑い季節には体温管理や水分補給を忘れず、
朝ごはんもしっかり食べて血圧を上げてお出かけするようにしましょう。
そして、普段から低血圧や貧血気味だという自覚のある人は特に気を付けて下さいね。