なんだかよくわからないけど、イライラするし、何もやりたくない!
なんだか無性にお腹がすいて、甘いものが食べたい!
ん〜、今日は全く集中できない…

そんなふうに感じたことのある女性は多いですよね。
月経前症候群(PMS)なのかな?とあまり深く考えないことの方が多いと思いますが、
実はソレ、「低血糖」が原因かもしれません!?

低血糖って? どうして起こるの?

低血糖とは、文字の通り血糖値が低くなりすぎている状態のことを言います。
通常、血糖値はだいたい70〜120mgdlの間にあると正常だと言われていますが、
その値より常に高くなっている場合が糖尿病で、その値より低くなっている状態が低血糖なんです。

低血糖は、糖尿病の治療の過程で、薬などの作用によって起きてしまう場合もあるんですが、
今日はそれは置いておいて、糖尿病とは関係ない健康な人に起きてしまう場合について見ていきたいと思います。

では、どんなときに低血糖になるかというと…
お菓子や糖分の多いジュース、炭酸飲料などを
一度にたくさん食べたり飲んだりしてしまうと、急激に血糖値が上がります

そうすると、人は血糖値を下げる働きをするホルモンの「インスリン」を分泌して、
血糖値を正常値に戻そうとします。
急激に血糖値が上がるほど、一気に値を下げようとしてインスリンもたくさん分泌されます。

これは当たり前の体のしくみなんですが、これを何度も繰り返していると、
あるとき、インスリンの分泌量をうまく調整できなくなって、
必要以上のインスリンが分泌されてしまい、
血糖値が正常値を超えて、低くなってしまうことがあります。
その状態が、いわゆる低血糖の状態なんです。

人は、低血糖状態になると、手が震えたり、突然動悸がしたり、
ボーっとして集中力がなくなったり、イライラしたり、何もやる気がなくなってしまったり、
ものすごくお腹がすいたり、お腹がすいているのに眠くなったり
冷や汗まで出てきた!など、このような様々な症状が現れます。

もちろん、例に挙げた症状はごくごく一部の症状で、
人によって現れる症状も、その度合いも異なります。

あ…もしかして私、低血糖だったの?と思い当たることのあるあなた。

これは、血糖値のコントロール機能が乱れて
安定した値を維持できなくなってしまっているから、早くなんとかしないと大変だよ〜!と、
体がSOSのサインを出している証拠なんですよ。

もし、低血糖かも?と思う症状が出てきたときは、
まずは、血糖値を正常な範囲に戻してあげることが必要です。
などを1粒舐めて、糖分を摂取してあげましょう。

ただし!
この時に必要以上に糖分を摂ったり、急激に血糖値が上がるような状況を作ってしまうと、
更に症状が悪化してしまいますのでくれぐれも注意してくださいね!

血糖値についてはこちらの記事もご参考に!

低血糖が若い女性に急増中

最近、低血糖を起こす若い女性が急増していると言います。


みなさん、本当につらそうですね…。
なぜ若い女性に低血糖症の人が増えているんでしょうか。

それは、女性ホルモンインスリンが関係しているんです。
生理後(卵胞期)には、「エストロゲン」という女性ホルモンが多く分泌されるようになります。

このエストロゲンは、インスリンの効き目をよくしてくれるホルモンなんです。
そのため、全体的に生理後は、血糖値が低めに保たれます。

排卵後、生理前(黄体期)になると、
今度は「プロゲステロン」という別の女性ホルモンが多く分泌されるようになります。
このプロゲステロンは、エストロゲンとは逆に、インスリンの効き目を悪くしてしまうホルモンなんです。

そのため、生理前血糖値が上昇しやすくなってしまう傾向にあります。

インスリンの効き目が悪いということは、なかなか血糖値が下がらない状況になっているわけで、
そうなると、体はインスリンを多く分泌して、血糖値を下げようとします。

ですが、うっかりインスリンを多く分泌しすぎてしまったために、
逆に血糖値が低くなりすぎて、低血糖を起こしてしまう…
だから、生理前や生理中低血糖を起こす若い女性が増えてしまっているのです。

もちろん、女性ホルモンと血糖値の変動には個人差がありますので、
すべての女性にあてはまるわけではありませんが、多くの女性がこのような変動をしていると言われています。

低血糖にならないようにするには

低血糖になってしまったらどうしよう…と不安になられた方もいらっしゃるかもしれませんが、
低血糖は、普段の食生活を見直すだけでも、十分予防ができるんですよ^^

先にお話ししましたように、「血糖値が急激に上がること」がそもそも体に良くないんですね。
でも、人は食事をしなければなりませんから、血糖値の変動は仕方がありません。

では、どうすればいいのか。

血糖値が緩やかに変動すれば、
インスリンが過剰に分泌されることもないので、低血糖を起こすことがなくなるんです。

ですから、お菓子や糖分の多いジュースなどは控え、
バランスの良い食事を「よく噛んでゆっくり食べる」ように心がけましょう。

また、下記の3点を意識するといいでしょう。

  • 食事の最初に野菜類を食べる(食物繊維を摂取する)
  • ごはんやパンなどの炭水化物を食べ過ぎない
  • 肉、魚、豆類などのタンパク質をたっぷり摂る

でも、女性の場合、やっぱり甘い物、お菓子とか食べたくなってしまうときってありますよね^^;;
そんなときは、お菓子の代わりにナッツチーズがオススメです!

食事を気をつけるあまり、
ストレスをためてしまうのは良くありませんから、できることから始めてみましょう^^

食事には気を使っているのに、低血糖かも…と思い当たるあなたや、
それだけでは心配な方は、サプリメントなどを利用して、必要な栄養素を補ってあげるといいですよ。

特に、食べた栄養素をエネルギーに変えるために必要な栄養素であるビタミンB群
低血糖時であってもインスリンの分泌を抑えてくれるカリウム
その他、鉄、亜鉛、カルシウム、マグネシウムなどのマルチミネラル類を補給してあげるのがオススメです!

ですが、やはり人によって症状は異なりますから、
あなたに必要な栄養素が何かを知ることも大切なことです。
頻繁に低血糖を起こしてしまう方は、医療機関で血液検査を受けて、
あなたに不足している栄養素を教えてもらってくださいね。

まとめ

ふりかえってみると、生理前生理中に、こんな症状あった!
と、思い当たったこともあったのではないでしょうか。

ただイライラするのではなく、低血糖だと原因がわかれば、
自分で対処もできるようになるし、余分なストレスを感じる必要もなくなります。

どんなときも元気な自分でいられるために、
まずは日頃の食事運動、睡眠などの生活習慣を見直すことから始めてみませんか?^^