現代人の生活習慣病の代表格である「糖尿病」。
どうやら、最近ちょっと話題になっているもち麦が糖尿病の予防に効果があるらしい…そんな話を耳にしました。
最近では、もち麦ダイエットなる情報もよく見かけるようになりましたよね。
でも、一体どんな食べ物なのか?どんな効果があるのか?
そして、もち麦以外で糖尿病の予防にオススメな食べ物は何でしょうか?
もち麦とは?
もち麦は、大麦(裸麦)の一種で、粘りのある「もち性」の麦のことを言います。
白米と比べて約20倍の食物繊維が含まれているだけでなく、
低カロリーなうえに、他の食品に比べて、β-グルカンという水溶性食物繊維を多く含んでいます。
そのため、時間をかけてゆっくりと吸収されるので、
血糖値が上がりにくく、肥満を抑制する効果があります。
また、次の食事でも血糖値を上がりにくくする「セカンドミール効果」まであり、
糖尿病の予防に最適だと言われているんです。
それ以外にも、内臓脂肪やコレステロールを減少させ、
メタボリックシンドロームを改善する効果や、ダイエット効果、便秘解消に大腸がんの予防、
高血圧の予防、免疫力を高める効果まであるというんですから驚きです。
すごくないですか?
どうして今まで、あまり注目されなかったのか…そっちの方が疑問になりますね^^;
もち麦を食べてみよう!
もち麦はどうやって食べたらいいんでしょうか?
一番簡単なのは、白米と一緒に炊く方法です!
もち麦は、麦特有の臭みが少ないため、
白米と一緒に炊いても味が変わらずもちもち、プチプチした食感でおいしいですよ^^
お家でご飯を炊くなら、白米にもち麦をブレンドして炊いてみてください。(少し水を多めにしてね)もち麦は実は玄米の4倍食物繊維が豊富。糖の吸収をゆるやかにしてくれます。太りづらい体つくりを手伝ってくれます^▽^もちもち食感もおいしいです。
— 痩せたら良いことあるよ (@debusotu40_5) February 4, 2017
もち麦がほんとにおいしい~(ノ≧▽≦)ノ 甥っ子も、お気に入り❤ #もち麦 https://t.co/nir0rtq8XT
— SACHI 사치 (@yoonsachi) February 16, 2017
実は私も、ごはんを炊くとき、もち麦を3割ぐらい混ぜて炊いています。
炊くときは水の量に注意が必要ですが、もち麦を買うと、ちゃんとパッケージに炊き方が書かれていますから、
ご安心を。
そこに書かれている通りに炊けばOKです!
しかも、もち麦だと炊いたごはんを冷凍保存することもできますしね。
洗ったお米に混ぜるだけだし、小袋包装されているのでとっても使いやすいです。
最近は、もち麦ダイエットがTVで放送されたからか、品薄のようでもう一袋買っておくんだったと後悔してます…。
ごはんと一緒に炊く方法以外では、
たっぷりのお湯で、15〜20分間くらい茹でて水切りしておくと便利です。
もち麦の芯が透明になればOKですが、固さはお好みで。
茹でたもち麦は、サラダに入れたり、スープに入れてみたり。
あっ スープに入れるときは、既に茹でてあるので火を止める直前に入れてくださいね^^
もし、あらかじめ下味をつけたければ、塩をひとつまみ入れて茹でてみてください。
もちろん、茹でたもち麦も冷凍保存可能です。
ゆで卵は糖尿病でも食べても良いの?
もち麦以外で、糖尿病の予防にオススメな食べ物…
それは、「ゆで卵」なんです。
ゆで卵は、血糖値がゆっくりと上がっていくので、
満腹感が長続きして、脂肪が蓄積しにくいという特徴があります。
ですから、もち麦同様、ゆで卵は糖尿病の予防にも効果があるうえ、
ダイエットに良いとも言われるんですね。
また、卵を週に4個食べると糖尿病のリスクが低下するという研究結果も出ています。
どうやら、卵にはコレステロールだけでなく、糖代謝や炎症の低減にも影響して、
糖尿病のリスクを低減する栄養素が含まれている可能性があるのだそうです。
そのため、卵は脂肪の多い食品にもかかわらず、
適量を食べることで、効果が得られるというわけです。
ということは。
もち麦と卵の組み合わせは、糖尿病の予防には最強の組み合わせということになりますね^^
コレステロール対策についてはこちらの記事もご参考に!
ぜひ試してほしい、オススメのレシピ!
では、さっそくもち麦と卵を使ったレシピをご紹介しましょう!
まずは、王道の雑炊。これは間違いないですよね。
【ダイエットに☆もち麦きのこ雑炊!!】
次に、チャーハン。
もち麦が入っていると、白米だけのごはんよりもちょっとパラパラとするんですね。
それがチャーハンにはちょうどよくて、調理しやすいんですよ!
私もよく作ります^^
【キャベツと卵のパラパラもち麦チャーハン】
最後に、ちょっと変わったところで人参のしりしり。
沖縄の郷土料理です。
本当は卵と人参だけで作るものなんですが、
ツナを入れたり、もち麦を入れたりしてアレンジされることも多いです。
リンクのレシピは、ノンオイルで作っていますが、
実は、人参に含まれるβカロテンは油に溶ける性質があるので油と相性がよく、
逆に油を使うことで効率よく摂取できるんですよ。
そうすると、なんとアンチエイジングや美肌効果、むくみの解消効果まで!!
すごいでしょう?
ちなみに、ツナ缶の油を使うよりは、
美肌にいいと言われるオリーブオイルやココナッツオイルを使うのがオススメです^^
それと、これはレシピじゃありませんが、もち麦うどん♪
話題のもち麦を加えてつくった「もち麦うどん」ができました~^^ 便利なつゆ付きなので温玉やネギ、天ぷらなどお好みの具をのせて召し上がれ~♪ https://t.co/Xs2mZT1md5 pic.twitter.com/ZY6BtD0HBv
— カルディコーヒーファーム (@KALDI_webshop) February 18, 2017
もち麦を原料に使ったうどんもあるみたいです!
このうどん、私が食べてみたい(笑)
まとめ
糖尿病の予防に効果のある「もち麦」と「ゆで卵」をご紹介しました。
既にご紹介したように、どちらもダイエットにも効果が!!
糖尿病の予防もしつつ、美しくなれる…かもしれない(笑)
そんな組み合わせのレシピをぜひ試してみてくださいね^^