脳梗塞は突然あなたの身にも起こるかもしれない病気です。
この脳梗塞を引き起こしてしまうと後遺症が残ることがあり、
その後の生活にも苦労することになります。
しかしながら、この脳梗塞を予防することは可能です。
その予防方法の一つとして実は腕立て伏せが効果的なのです。
では、なぜ腕立て伏せが脳梗塞予防に繋がるのかを説明しましょう。
そもそも脳梗塞とは
脳梗塞という単語はよく聞きますよねがこの脳梗塞を予防するにあたって、
どのような病気なのか知っておく必要があります。
まず脳梗塞の症状などについて、お話ししていきます。
脳に必要な栄養や酸素は脳の血管(動脈)を通して送っています。
この脳の血管に異常が現れると、脳の活動に必要な栄養や酸素が不足することになります。
そうなってしまうと、脳の細胞機能に障害が出てくるのです。
そして、全身に麻痺症状が現れていることになります。
これが脳梗塞の発症、症状になります。
この脳梗塞の発症の際に見られ脳の血管の異常とは、
血管が血栓(血液のかたまり)によって、詰まってしまうことです。
その結果、脳に栄養や酸素を満足に送ることができなくなります。
この脳梗塞には、脳梗塞が発症するに至った状況(血管の太さなど)によって、
3つの種類に分類されています。
その3つの種類とは、ラクナ梗塞、アテローム血栓性脳梗塞、心原性脳塞栓症になります。
以上のような過程で脳梗塞は発症します。
また、この脳梗塞は朝や寝ている間でも発症しやすいので、注意が必要です。
腕立て伏せと脳梗塞との関係は
この脳梗塞は生活習慣病である「高血圧」、「糖尿病」、「高脂血症」、
「肥満」などが原因で引き起こすことがあります。
したがって、脳梗塞も生活習慣病の一種なのです。
そして、この生活習慣病である脳梗塞を予防するためには、
今までの生活習慣を見直し、身体に悪いことは改善していく必要があります。
その改善するために必要なことの一つが適度な運動です。
この生活習慣病は運動不足が原因で引き起こすこともあります。
ただし、運動というと、絶対にランニングやウォーキングをしなければならない、
というわけではないのです。
腕立て伏せのような、軽い負荷のかかった運動であっても、何も問題ないのです。
なぜ、その生活習慣病の改善に腕立て伏せをするべきかというと、
生活習慣病を引き起こす人は運動不足の方が多いだろうと考えられるからです。
そのため普段運動する機会がないのに、ランニングなどの激しい運動をすること自体、
あまり長続きすることは期待できないでしょう。
特にこの腕立て伏せの場合は、雨の日でも屋内ですることが可能なので、毎日行うことができるでしょう。
地面に手をついてするよりも、バーを握り、自分の好きな向きにできるので
腕立て伏せがやりやすくなりますよ。
なお、腕立て伏せを数回しかできないというときは、
膝を地面に付けた状態で行うと良いでしょう。
この脳梗塞の予防には、運動することを習慣づけることが大切なのです。
こちらの記事でも腕立て伏せの効果について詳しく説明しています。
おわりに
脳梗塞の予防の一つとして腕立て伏せを取り上げましたがいかがでしたでしょうか。
この脳梗塞の予防は、別に腕立て伏せではなく、腹筋などでも問題ないのです。
基本的に運動することが大事なのでその手段は問わないのです。
しかしながら、無理をすると別の病気や怪我を引き起こすことになりかねないので充分注意して下さい。
また、運動する際はいつも以上に水分補給をしっかりと行うようにして下さい。
なぜなら運動をして汗をかくと身体の水分が少なくなりますよね。
それによって血液に粘り気が出るので、血液の流れが悪くなってしまうのです。
そして、そのような状態が脳梗塞を引き起こす原因となっているのです。
運動すること自体は身体にとって良いことなのですが、
それによって身体が失った水分も取り込む必要があります。
この点に注意をして生活習慣病の改善、そして、脳梗塞の予防に取り組んでみて下さいね。