覚えがないのにいつの間にかできているささくれ。
ささくれた部分を引っ張って取る程度で特に気にしたことがなかったように思います。
ささくれができると人から親不孝をしている、なんて言われたことはありませんか?
なぜそういわれるようになったか興味がわきませんか?。
ささくれができる原因や対処法、ささくれにまつわる言い伝えについて調べてみました。
ささくれができる原因は?
ほんの少し皮膚がめくれるだけのささくれですが、指先を使うたびどこかに当たって地味に痛いですよね。
傷ができるようなことをした覚えがなくてもいつの間にかできているささくれ。
爪の横の『ささくれ』みたいなの、痛い! みんなは、どーしてる?? pic.twitter.com/kzbTcBweUG
— kiwako (@kanonn_mamu) 2017年11月24日
爪塗ろうかと思ったけどささくれ大爆発だ…
— イトリ (@itori12) 2017年12月7日
爪のささくれ? がきになるー
自転車のりはじめたくらいからちょっと乾燥して、
食生活もあるのか、ササクレる!— ぶぁー (@bya_ojo) 2017年12月7日
なぜ皮膚がめくれるのかについてはいまだにはっきりしていないそうですが、以下の原因が考えられるようです。
- 皮膚の乾燥
- 栄養不足
- 血行不良
- マニキュアやジェルネイルなどの影響
- つめの噛み癖
空気が乾燥している季節には皮膚が荒れやすくなりますよね。
つめ周辺の皮膚が乾燥するとささくれができやすいと言われており、皮膚の健康に不可欠なビタミンA・ビタミンB2不足や、たんぱく質不足も原因と考えられています。
指先は常に空気中の雑菌にさらされている状態ですから、ささくれから雑菌が入り込み繁殖して化膿することもあります。
さらにカンジダというカビに感染したり黄色ブドウ球菌・連鎖球菌などに感染すると「カンジダ性爪周辺炎」や「ひょうそ」といった病気になることだってあるのです。
ささくれも傷なので、雑菌が入って悪化すると化膿する恐れもあるので、無理に剥くのは厳禁です。
ささくれができると親不孝と言われる理由
気が付いたらできているささくれ。
つめ周辺の皮膚が部分的にめくれている症状をささくれと言いますが、ささくれと呼ぶのは東日本の地域で西日本ではささくれと呼ぶようです。
子供が家業や家事の手伝いをするのが当たり前だったその昔、ささくれができる原因は不摂生にあるとされていました。
親の注意を聞かず心配をかけることから、ささくれができると親不孝と言われるようになったようです。
嫁いだ娘の手にささくれができていると嫁ぎ先で苦労しているのでは?と心配になりますよね。
からだを大切にして幸せになって欲しいという親の願いがこもった教えでもあるそうです。
また、ささくれ占いというおもしろい占いも存在します。
ささくれができた指がどの指かで運勢を占います!
- 親指
- 肉体的、精神的疲れ。ストレス発散法を見つけて。
- 人さし指
- 自分に自信がなくなっているかも。周囲の助けも得られない時期。
- 中指
- 仕事でミスしがち。やり方をもう一度見直して。
- 薬指
- 金運がピンチ。浪費に注意。
- 小指
- 友人や恋人とけんかするかも。金銭トラブルに注意。
運気を変えるには指先のケアをすると良いそうですよ。
ささくれ予防と対処法
ささくれを見つけたら引っ張って剥いてしまいたくなりますが、必要以上に広がって傷になり悪化するのでやめましょう。
すでにめくれている皮膚だけをつめ切りやハサミで切り取り除去します。
空気が乾燥していると皮膚も乾燥しがち。
フェイスケアはバッチリな人も、手のケアには無頓着という人は案外多いようです。
石けんで洗って手を清潔にし、洗ったあとは保湿を忘れずに。
マニキュアやジェルネイルを日常的に塗っている人は、つめ呼吸が妨げられたり除光液で皮膚に負担をかけてしまいます。
ハンドクリームなどでお手入れして指先の健康を守りましょう。
ナールスロゼ
こちらはバラの成分を配合したハンドジェルです。ナールスゲンというエイジングケア化粧品成分とダマスクローズという香り高い天然成分で、いい香りにリラックスしながら手元のケアができます。
ハンドケアの基本は乾燥させないことなので、水仕事の後や乾燥が気になった時にこまめにジェルを塗ってささくれを防ぎましょう!
まとめ
- ささくれは、皮膚の乾燥や栄養不足などが原因でできる
- 親不孝といわれる理由は、親の心配する気持ちを表している
- ささくれはつめ切りやハサミで除去し、無理に剥かない
- オイルやハンドクリームなどでケアし、皮膚を保護することが予防になる
ささくれができる原因や、親不孝と言われる理由などについてまとめましたがいかがでしたでしょうか?
いつの間にかできてしまうささくれは、皮膚の乾燥や栄養不足が原因のようです。
ささくれができると親不孝と言われる理由は、健康を損なわないように規則正しい生活を送る教えや、子供の幸せを願う親の気持ちが込められているんですね。
ささくれでめくれた皮膚は無理に剥くと悪化する恐れがあるので、ハサミやつめ切りで除去。
手を洗ったらハンドクリームやオイルで保湿してささくれ対策をしましょう。